【初産】34時間の前駆陣痛後に陣痛促進剤で4時間掛けて出産

1ヶ月目
てんしゅん
てんしゅん

こんにちは、てんしゅん(@tensyun_)です。

先日、子どもが生まれました!

将来子どもが大きくなったら、生まれるときのことをパパ目線でお話しようと考え中。

ブログという形で記憶の限りの内容を吐き出して残しておきます。

ちなみに、妻は重症つわり・切迫早産という大変な妊婦さんでした。

同じような境遇の人の参考になれば嬉しいです。興味がある人は見てくださいね!

それではどうぞ!

出産前日

某日、奥さんに前駆陣痛とやらが訪れた。

発生したのは深夜00:39。

痛くて眠れず、しかも翌朝までずっと続いていた。不安ですぐに病院へ連絡。

しかし、看護師さん曰く10分間隔でないからまだ来なくて良いとのこと。

前駆陣痛で病院へ

前駆陣痛であまりにも痛いらしく、夜明け後に病院連れて行くことに。

子宮口確認してみると4cmと大きさは2日前検診時と変わらず。

いつ生まれてくるかは、誰にも分からないとのとで、入院 or 自宅待機を求められた。

心配なら入院もOKだが、する事がないよ、と看護師さん。

嫁さんの自宅に帰りたいという希望で一旦帰宅。

前駆陣痛は黒ひげ危機一髪

前駆陣痛とはいえ、いつ本陣痛がきてもおかしくない状況。

旦那である私の気持ちを表すと、まさに黒ひげ危機一髪だった。

どの行動が本陣痛や破水に繋がるか分からないため、嫁さんの一挙手一投足にドキドキハラハラ。

車の助手席にはビニールシート/タオルを敷き、運搬中の破水に備えた。

先輩パパから「寝られるうちに寝ておいたほうが良い」とアドバイスを頂き仮眠する。心配で眠りは浅い。

一方で奥さんはというと、深夜00:39から現在に至るまで前駆陣痛で一睡も出来ず、体力を消耗。

陣痛の始まりと終わりの時間の計測データを振り返ると、すごい履歴となっていた。
(陣痛着たかもというアプリを使いました)

データNo.
計測開始時間
続いた時間
前回からの間隔
10:39:212:05–:–
20:58:191:1018:57
31:12:120:5913:53
41:20:430:518:31
51:27:441:187:00
61:43:110:3415:26
71:50:260:337:15
82:04:161:3113:49
92:12:221:078:06
102:21:461:059:23
112:30:302:138:44
122:40:400:3310:09
132:47:261:196:46
142:54:120:406:45
153:01:180:517:05
163:08:370:357:19
173:15:431:067:06
183:23:463:048:03
193:31:220:297:35
203:45:391:2314:16
213:54:301:168:51
224:00:410:426:11
234:06:241:295:42
244:13:470:517:22
254:23:260:149:38
264:34:540:4511:28
274:42:570:208:03
284:49:320:436:34
295:16:581:3527:25:00
305:30:161:3913:18
315:36:572:046:40
325:46:132:539:15
335:55:009:468:47
346:24:121:2029:12:00
356:32:522:478:39
366:41:030:568:11
376:49:540:398:50
386:54:071:174:12
397:11:092:3017:02
407:30:252:0219:16
417:38:3010:068:04
427:48:392:1710:09
437:58:561:4610:16
448:02:590:554:03
458:22:290:4119:29
468:27:120:344:43
478:33:030:235:51
488:43:501:0510:47
4910:11:420:581:27:51
5010:31:190:1919:37
5110:37:590:476:39
5210:44:570:386:57
5310:53:341:018:37
5411:01:250:477:50
5511:08:270:567:01
5611:15:180:166:51
5711:32:161:1116:57
5811:37:43–:–5:27
5911:37:430:250:00
6011:39:470:492:03
6111:45:481:006:01
6212:09:160:2823:28
6312:14:251:105:08
6412:20:081:055:43
6512:29:230:419:15
6612:33:251:254:02
6712:39:441:146:18
6812:47:070:147:23
6912:52:032:034:55
7013:13:450:5021:41
7113:22:370:418:52
7213:43:081:2220:31
7313:58:430:5715:35
7414:01:262:282:43
7514:08:350:347:08
7614:17:081:098:33
7714:24:060:436:57
7814:30:081:016:02
7914:51:091:0721:01
8015:01:451:2910:35
8115:15:36–:–13:51
8215:15:421:110:06
8315:23:401:067:57
8415:30:131:156:32
8515:56:070:5825:53:00
8616:04:321:268:25
8716:11:011:076:28
8816:20:350:509:34
8916:40:330:5319:58
9016:44:512:354:17
9116:56:150:5211:23
9217:04:191:358:04
9317:12:211:358:02
9417:20:271:238:05
9517:29:131:078:46
9617:40:391:1411:25
9717:49:322:038:53
9817:59:061:509:34
9918:16:442:0117:37
10018:28:411:4611:57
10118:38:401:089:58
10218:47:332:328:52
10319:24:340:5837:01:00
10419:33:271:058:52
10519:57:250:1223:58
10620:06:410:429:16
10720:20:201:2113:38
10820:31:311:4111:10
10920:34:080:132:37
11020:37:160:423:07
11120:45:482:028:32
11220:58:042:1212:15
11321:05:461:487:41
11421:13:512:158:05
11521:29:210:4815:30
11621:37:101:207:49
11721:47:133:1710:03
11821:58:281:0411:14
11922:06:141:187:45
12022:15:571:309:43
12122:25:334:109:36
12222:38:191:1212:45
12322:52:531:1714:33
12423:07:290:2114:35
12523:17:030:149:34
12623:26:170:529:14
12723:37:191:3511:01
12823:47:200:5610:01
12923:57:301:4210:09

気が付きましたか?!

00:39~23:57まで合計129回も計測しているという事実を…!
つまり、前駆陣痛で一睡もしていないのである。

陣痛きたかも -今スグ使える陣痛計測アプリ-

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精を付けさせなきゃとご飯は好物を作ってあげた。

  • 昼飯→和風ツナパスタ
  • 夕飯→唐揚げ、もやしナムル

夕飯時は、ジャガイモも加えてポテトフライを作ったが、これが夫婦2人だけで食べる最後の晩餐になった。

翌日の深夜02:36 破水

あまりの痛さに腰をさすって欲しいと起こされる。準備していた硬式テニスボールを当てる。

再びアプリ「陣痛きたかも」を確認すると、私が寝ている間も一睡もしてなかった。

※この時点で24時間以上前駆陣痛が続いてる。

2日連続で深夜に病院へ電話。

前日に病院を訪れたときに既に子宮口が4cmも開いていたので、心配なら入院をしてくれとのことだった。

前駆陣痛の合間に着替えて病院へ向かおうとテニスボールで押しながら声をかける。

「あ‼︎何か漏れてきた‼︎」と悲鳴が。

…破水だった!私も焦る。

出産当日の前駆陣痛の計測履歴も参考に貼っておきます。

データNo.
計測開始時間
続いた時間
前回からの間隔
10:11:281:1913:58
20:38:321:3827:03:00
30:53:052:0214:33
41:03:200:5410:14
51:07:06–:–3:45
61:10:501:093:44
71:19:360:468:45
81:28:332:418:57
91:33:12–:–4:38
101:41:472:458:35
111:55:122:0713:24
122:05:022:109:50
132:15:162:4210:13
142:25:343:0010:17
152:34:3810:219:04

破水妊婦を乗せ高速で病院へ

実家の近くで病院を選んでいたので、同棲先から病院へは高速を使っても50分は掛かる。

車は準備万端だったので、奥さんに負担をかけないよう、且つ迅速に助手席へ乗せた。

初の破水とその焦り、痛みでうずくまって、50分間奥さんは一言も喋らなかった。

私も大丈夫なわけないのに「大丈夫?」としか声掛けできなかった。

パパママ教室で「旦那は黒子に徹すること」なんて言われたが、この状況で黒子関係なく役に立つ事なんて出来ないと思った。

早朝03:40 ノンストレステスト開始

到着と同時に最初の難関あり。

2階に入院施設や分娩室がある産院だったのだ。

これは病院選びを失敗したと思った。

妊婦は病気では無いので、誰か迎えに来るわけでもなく自力で2階まで上がらなければならない。

もちろん支えながら登っていくが、1段1段が遠い。見てて何もできない自分がツラい。

ようやく辿り着いた2階の入院部屋にてノンストレステストを始める。

ノンストレステストの機械

心音120〜140で赤ちゃんは元気。嫁さんのお腹の張りは不定期に40〜60で張りがあるようだ。

テスト中、張りに合わせて腰をさすり続けた。

数値を見ていると腰をさするタイミングが分かり、やっと奥さんの手助けが目に見える形で行えるようになった。

前駆陣痛で搬送→入院することに

破水したので、本日中 or 明日まで長引くようなら誘発剤を使って出産させるとのこと。

※破水後は病原菌と赤ちゃんが接触できるため速い出産が必要

そのまま入院となった。

平日ではあるが、早朝なので会社・上司には電話できず。

前駆陣痛で入院中 5時間40分 腰をさすり続けた

ノンストレステストが終了した05:00〜10:40に至るまで、不定期的な前駆陣痛で腰をさすり続けた。

その間、朝食も来たが嫁さんは食事拒否。

食べる余裕も無く、匂いがキツい・私のことを気遣って「早く食べてくれ」と。

こんな状況になりながら気を使ってくれる妻に申し訳なさを感じる。

これからの長丁場に備えて急いで食べた。

助産師に腰痛軽減で足湯を勧められるも余裕なく断念。

ひたすら安産のツボ「足の付け根」をマッサージし続けてくれた。

10:38 分娩台へ

「もう出したい?」

助産師の問いかけに、嫁は「出したい」と即答。

担当医に相談してすぐに分娩台へ行くことに。

10:38に分娩台へ上がって点滴後すぐにまた破水があった。

11:17 子宮口全開

分娩台に入って、約40分後に子宮口が全開になった。

陣痛の波に合わせ、奥さんがいきむ。ノンストレステストでお腹の張り具合を見ながら、赤ちゃんが降りてくるの待つ。

お腹の張りが落ち着くと、小休憩を挟む。

分娩室の環境(室温30℃&湿度高め設定)と前日から一睡もせずにお産が始まってしまった妻は体力も限界。

繰り返すごとに目が半開きから完全に閉じて眠るように休むようになった。

私からの声がけにも段々と意識が遠のいていく。

助産師の人数が1人→3人に

赤ちゃんの頭がほんの少し見えた。でも、そこからがとても長かった。

生まれてから聞いた話だが、旋回異常を起こして頭が固定されてしまっていたのだ。

助産師が赤ちゃんの頭を押し戻して位置変更を試みていたがダメだった。

時間がかかり過ぎると赤ちゃんへの負担も増す。

それを危惧して、助産師の人数が2人増えた。

1人はお腹を押す係、1人は足を開く係、1人は産道を広げる係。

限界を超えてる妻のお腹を全力で押す助産師が怖く見えてしまった。

吸引分娩

14時前後だったと思う。前駆陣痛が始まってから一睡もできずに34時間が経過。

ついに産科医がきて、吸引分娩をすることになった。

バカでかいガラスビンにホースとホース先に吸盤が付いた器具を隣部屋から持ってきた。

すぐに見えかかっている赤ちゃんの頭に取り付けた。

身長180cm近くで腕っぷしが良い産科医だったが、全力で顔を真っ赤にして赤ちゃんを引っ張っていたが出てこなかった。

吸引されたことで赤ちゃんの頭が苦しい位置に移動してしまった。このままではマズい…。

鉗子(かんし)分娩へ

医者は高身長なだけあって、腕も長い。

その長い腕の指先から肘までの長さがある金属の器具を取り出した。

初めて知ったのだが、鉗子分娩というヤツだった。

嫁の股にその鉗子が突っ込まれたとき、閉じていた目が一瞬にして全開となった。

先生が全身全霊で引っ張るとついに我が子が生まれた。

しかし、生まれる瞬間に今まで1度も見たことがないような苦痛な表情を浮かべる妻。

苦痛な顔になってすぐ目と口が全開で脱力してしまった。

ホッとしたのは束の間

頑張ったねと声を掛けた。

…応答がなかった。妻は脱力ではなく、気絶していたのだった。

医者が名前を2回呼ぶ。続いて怒ったように「おいッ!」と叫ぶ。

嫁の無反応に、病院中の全看護師・助産師を担当医が呼び寄せた。

「旦那さんは赤ちゃんのところへ行ってください!」

そう言われ分娩室の外へ案内されるが、気が気ではない。

妻は大丈夫なのか?安否確認も待っていてくれと。

赤ちゃんを抱き上げるも不安

赤ちゃんのお世話係で1人担当の人が対応してくれた。

赤ちゃんの体重や身長、体温を計測して血をぬぐり、タオルでくるんで私に渡してくれた。

でも、目に見える範囲で看護師・助産師がダッシュしているのが分かる。

正直、我が子どころではなかった…。

出産後の縫合処置が終わって妻と面会へ

15:25 縫合の処置が終わり、処置室で妻と面会可能になった。

1度抱かせてもらった赤ちゃんはNICU(新生児の集中治療室)でしばし様子見。

待ちぼうけだった私はすぐに面会に伺った。

扉をあけると、顔面蒼白で疲労困憊の妻が横たわっていた。

正直、死を恐れていた私は泣きそうになるのをグッと堪えた。

かすれそうな声で放った最初の一言は「赤ちゃんは?」だった。

母は強い。身をもって思った

大量の出血で話すのがやっとの妻は、子どものことをずっと気にかけていたのだ。

うまく感情で表現することが未だにできないのだが、「母はすごい、強い」と思った。

「大丈夫だよ。今はすやすやと寝てるよ。」と教えてあげたら、安心したのか良かったと一言だけ残してすぐに眠りに付いた。

看護師にお願いしてしばらく近くにいさせてもらった。ずっと手を握っていた。

17:15 入院部屋に戻る

夕方、妻がようやく入院部屋へ戻ってきた。

食事がまともに取れそうになかったので、近隣のスーパーで消化に良さそうな食べ物を買ってきてあげた。

夜、未だに赤ちゃんと会えていない妻。会わせてもらえる話も出ず、直接交渉しに私がナースステーションへ。

21:00近くになってようやく母と子で顔を合わすことができた。

…2人とも無事で本当に良かった!

終わりに

どうでしたか??

初めてだらけの中、吸引分娩と鉗子分娩、そして大量出血に気絶と、あまり例のないレアケース体験を一気にした夫は度肝を抜かされました。(笑)

スタートが大変でしたが、子育てしてみるとそれはそれで結構大変な今を過ごしています。

子どもを持つということは、人生の転機ですね。

長い記事でしたが、何かの参考になれば私も嬉しく思います。

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